ティグラン・ハマシアン JAPAN OFFICIAL

●Schedule 01:

Sound of Saga-響きと物語

Sound of Saga - 響きと物語 -
九年庵 with Talking Bass

⼀般公開前に⼀⽇だけ開放される、九年庵でのプレミアムな時間。
静けさの中で佐賀の⾃然の響きをコントラバスとともに五感で愉しむ。

[会場] 九年庵(佐賀県神埼市神埼町的1696) [日程] 2023年10⽉25⽇(⽔)
[朝の部] 10:30 開場 11:00 開演
[昼の部] 14:00 開場 14:30 開演
[⼣の部] 18:00 開場 18:30 開演 完売
*各回60min程度
[チケット料金] 2,500円 各回20名限定
*チケットに記載された整理番号順にご案内いたします。
*ウェルカム・ドリンク込み
[チケット発売⽇] 2023年8⽉16⽇(⽔) 10am〜
[オープニング・トーク・ゲスト]
朝⽇晃司(仁⽐⼭神社宮司)*朝の部
⼤前恵則(左官職⼈)

[コントラバス] 30min
松永誠剛
[花器]
⽯原祥嗣


[Lighting]
佐藤円
『佐賀の桃源郷』

『佐賀の桃源郷』

佐賀平野の東北部、⼩⾼い台地に佇む九年庵。
9年の⽉⽇をかけて築庭され、120年以上の年⽉を⽣きてきたこの空間には訪れた⼈々の記憶がつまっています。
雲仙を望む美しい森に囲まれた庭園は、まるで⾃然のオーケストラのように⽊々や⾍や⿃たちが“⾳楽”を奏でています。
それはTVもラジオもスマホもない時代に昔の⼈々が愉しんだ⾳楽の⼀つでもあります。
⼀般公開前に⾏われる今回のイベントでは、この⼟地でこの空間を守ってきた⼈々や職⼈の“まなざし”を通じて、⽇常そのものが芸術だった頃の⽣活、そして佐賀の歴史や⾃然に触れます。
そして、コントラバスを通じて、⽿をひらき、振動を肌で感じ、⾃然の響きと調和を五感で感じる時間を九年庵で過ごします。

[チケット購入・お問合せ]
古⺠家SHIKIORI
Mail:info@shikiori.net
*お名前・ご住所・ご連絡先をご記載ください。
*チケットは代⾦をお振込み頂いた後、郵送にてお届けします。
[主催・協賛]
主催:古⺠家SHIKIORI
協賛:神埼市

出演者 / Profile

[⼤前恵則 Shigenori Omae プロフィール] 左官職⼈

⽇本のお城の修復からマンハッタンの⾼層マンションのモダン建築まで⼿掛ける左官職⼈。
⼟と漆喰を通じて、東洋と⻄洋、過去と現代を結びあわせ、その⼿で新たな⽣命を吹き込まれた⼟と漆喰は都会の⾼層マンションでも⽥舎の古⺠家においても、⼈間の⽣活に寄り添い、⼼地良い空間を作り出しています。

<⽇本での参加プロジェクト>
・USJハリーポッター造形モルタル⼯事
・⼤阪城⼤⼿⾨漆喰⼯事
・熊本城天守閣漆喰⼯事
・⿅児島鶴丸城御楼⾨漆喰⼯事

<海外での参加プロジェクト>
・ニューヨーク州マンハッタン432 Park Avenue個⼈邸宅 新素材研究所・杉本博司
・カリフォルニア州シリコン・ヴァレー個⼈邸宅 新素材研究所・杉本博司
・2019カルティエ『時の結晶展』 什器 新素材研究所・杉本博司
・ネヴァダ州クリスタル・ベイ 個⼈邸宅

<⼤前左官の仕事>
・福岡弁護⼠会館 縦鎧織⽬仕上げ 古森弘⼀建築設計事務所
(第32回福岡美しいまちづくり建築賞(⼀般部⾨)⼤賞)
・フレンチレストランNALA 森敬幸⼀級建築⼠事務所
(GOOD DESIGN AWARD2021 受賞)
・宮若の離れ(古⺠家SHIKIORI) 岡⽥佳⼦建築設計事務所
・重要⽂化財旧⻑崎英国領事館 現在進⾏中

[松永誠剛 Seigo Matsunaga プロフィール] コントラバス奏者

1984年、福岡⽣まれ。
福岡郊外の⽥園地帯に佇む、築150年を超える⽇本家屋『SHIKIORI』を拠点に世界各国で演奏を展開するコントラバス奏者。
⾳楽だけでなく、⽇本のお⽶からアルメニアのアートセンターのプロデュースまで、“⼈間の⽇常そのもの”を芸術として、世界中の⼈々と対話を重ねながら活動を展開している。
幼少期を義理の⼤叔⽗である作家・⼤⻄巨⼈の本に囲まれて過ごす。
17歳の夏をボストンの⾳楽院にて過ごし、その後、NYでマシュー・ギャリソン、 コペンハーゲンでニールス・ペデルセンのもとで⾳楽を学ぶ。
これまで南アフリカからインドまで世界各国で演奏を⾏い、エンリコ・ラヴァ、ティグラン・ハマシアン、カイル・シェパード、ダン・テファー、⼭下洋輔、写真家の上⽥義彦、⼤倉正之助、⿊⽥征太郎などとコラボレーションや雑誌や新聞連載の執筆活動も⾏なっている。
2009年に南アフリカから帰国後、SHIKIORIを拠点に活動をはじめ、演奏活動だけでなく⽇本各地の⾳楽祭のアーティスティック・ディレクターとして、これまで来⽇公演が実現していなかった海外の⾳楽家たちの招聘、コンサートのプロデュースに携わる。
2016年、宮古島の古謡との出会いをきっかけに世界各地の古謡の研究を始め、與那城美和とのMyahk Song Book、ポーランドのマニュハ・ビコントとのIMA SONG LINESの作品を発表。
2017年には“⾃然との再会を通じた、⼈間の再⽣”をテーマに屋久島の森を舞台にHomenaje Projectを始め、 2018年、Hermes ParisとApple社のApple Watchのコラボレーションを記念して開催された『Pulse of Sense』で森の中でコントラバスの演奏を⾏う。

第76回ベネチア国際映画祭に選出された、オダギリジョー監督作『ある船頭の話』 の映画⾳楽に参加。
沢⽊耕太郎原作『凍』のラジオドラマの⾳楽や87歳のジャズ・シンガー齋藤悌⼦のプロデュースを⼿掛ける。 2024年には現代最⾼峰のコントラバス奏者と云われる、スウェーデンのアンダーシュ・ヤーミーンとのデュオ・コンサートを各国で⾏う。
[秋の九年庵⼀般公開]
2023年11⽉15⽇(⽔)〜11⽉23⽇(⽊) 9⽇間

問い合わせ先
神埼市 商⼯観光課
電話 0952-37-0107